はじめに
酵素玄米って体にいいってよく聞くけれど、正直「3日も保温しなきゃいけないなんてムリ…!」と思っていました。
炊飯器が1台しかない我が家では、家族の白米も炊けなくなるし、どう続けたらいいの?と悩んだものです。
そんな私は、もともと“完璧主義”なところがあって、一度「うまくできない」と思うとイヤになって、全部やめてしまうタイプ。
でも寝かせ玄米の本に出会って、「完璧じゃなくていい」と知ったとき、ふっと肩の力が抜けたんです。
「その日・その時の気分で決めていいんだ」と思えたら、自分のペースで“ときどき酵素玄米生活”が続くようになりました。
今回は、そんながんばれない私でもできた「炊飯器が1つでも無理なく続ける酵素玄米生活の方法」をお伝えします。
- 炊飯器が1台でも酵素玄米を続ける方法
- 「完璧じゃなくていい」と思える考え方
- 無理せず続ける“ときどき酵素玄米”のやり方
炊飯器が1台でも大丈夫!酵素玄米を続ける工夫

我が家には炊飯器が1台しかありません(普通はそうですよね)。みなさんのご家庭もきっと同じではないでしょうか?
ということは、酵素玄米を3日保温している間、家族のご飯(白米)が炊けなくなるという問題が発生します。
我が家では毎日2つの『男子弁当』を作るので、2合の白米は毎朝必須。
もちろん酵素玄米専用の炊飯器を買えば難なく解決する話なんですが、なにせ高価な家電なのでなかなか手が出せずにいます(笑)
ではどうしているのか。
炊飯器以外にごはんが炊けるものを探してみました。見つけたのは、ン十年前に買った『萬古焼ごはん土鍋』。
いつも新米の時期だけ使っていたものですが、これを使えば白米ごはんは十分おいしく炊ける!と気づいたんです。
また探してみると、無印良品で購入したIH用の土鍋もありました。普段は煮物用に使っていますが、これでもごはんが炊けます。
ということで、土鍋を活用すれば、炊飯器が1台でも酵素玄米ごはんは問題なく作ることができました。
“毎食じゃなくてもいい”と知って気がラクに
「やっぱり体にいいと言われてるごはんは毎日食べてこそ意味がある」
「今日からちゃんとした食生活をはじめます!」
そんなふうに思っていた私ですが、ある本の一文に救われました。
この本に書かれていたフレーズに、私はとても救われたんです。
「できない100点満点」をめざすのではなく「できる80点」を取り続けよう。 出典:『メリハリ寝かせ玄米生活』(萩野芳隆 著)より~
完璧を目指して挫折するよりも、ほどほどで続ける方が大事。
自分のできる範囲で、メリハリをつけて実践していけばいいんだと思えたら、気持ちがずっとラクになりました。
50代からの「食の見直し」と酵素玄米

50代も後半になってくると、体のあちこちに変化を感じます。
私の場合、疲れやすさや食後の眠気などが増えてきて、「そろそろ食生活を見直さないと」と思うようになりました。
看護師として健康の大切さはわかっていても、実際に続けるのは難しいもの。
でも“ときどき酵素玄米ごはん”なら、ストレスなく続けられます。
夫も同年代なので、一緒に健康的なごはんを食べられるのも嬉しいポイント。ストイックすぎる食生活はストレスもたまるし、なにより続きません。
酵素玄米は、おかずがシンプルでも満足できるので、忙しい日にも助かっています。
“ときどき酵素玄米”のゆるい続け方
私は、毎日は無理なので“ときどき酵素玄米”を取り入れるスタイルにしました。
土鍋で白米を炊きながら、うまくローテーションを組んでいくやり方です。
時間がないときや疲れているときは、レトルト酵素玄米ごはんを利用したり、あらかじめ冷凍しておいたものを温めて食べています。
酵素玄米ごはん自体が栄養豊富なので、おかずは簡単なもので十分。この「ゆるさ」が、50代のいまの私にはちょうどいいようです。
まとめ:完璧じゃなくてもOK。ゆるく続けるのがコツ
「毎日続けなきゃ」と思うとしんどくなるけれど、自分にできる範囲でOKと思えば、続けることができます。
私の場合は「がんばらないけど、あきらめない」。このスタンスが一番ラクでした。
次回は、実際に食べてみて「これなら続けられる!」と思ったレトルト酵素玄米を紹介します。
手軽に試してみたい方、まずは味を知りたい方にぴったりです。




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