はじめに|「がんばれない私」でも続けられた理由
50代に入ってから、食べものとの付き合い方がガラッと変わりました。
若いころみたいに“気合いでなんとかする”というのが、正直もう難しくなってきて。
健康のために何かやりたい気持ちはあるのに、あれこれ完璧にやろうとするとすぐ疲れてしまう…。
そんな私でも、ゆるく長く続けられているのが「酵素玄米ごはん」です。
最初に言っておきますが、私は決してストイックなタイプではありません(以前はそういうところもあったけど)
むしろ、炊飯をサボる日だってあるし、レトルトに頼ることもある“ゆるゆる派”。
それでも続けられたのは、「完璧じゃなくていい」と自分に許可したからでした。
ここでは、私が実際に試行錯誤しながら見つけた“がんばれない50代でも続けられる酵素玄米の習慣” をまとめます。
50代こそ “ゆるく始める酵素玄米” がちょうどいい理由

体力や気力が落ちてくるから「頑張らない健康法」が合う
50代に入って強く感じるのは、疲れやすさと回復の遅さ。
昔のように「よし、今日から毎日やるぞ!」なんて意気込んでもなかなか続かない。
だからこそ、『頑張らないことが前提の健康法』=酵素玄米ごはんは50代と相性がいいと感じています。
食べるだけでOK。
失敗してもOK。
週1でもOK。
この「力の抜け具合・適当さ」がいまの自分には合っています。
炊飯器1台で完結する手軽さ
酵素玄米って、難しいイメージを持たれがちですが、実は炊飯器1台で完結します。
私はふつうのIH炊飯器を使っていますが、それでもやることは「洗う→セット→ほっとく(保温)」だけ。
50代になると “できるだけシンプルにしたい” という欲求が強くなりますが、酵素玄米はその流れにピッタリでした。
食べすぎ防止・満腹感が続く(私の体感)
あくまで私の体感ですが、酵素玄米は 腹持ちがよく、食べすぎを防いでくれる 気がしています。
「今日はご飯が美味しいからもう少し食べよ」という日ももちろんありますが(笑)、全体的にちょうど良い量で満足する日が増えました。
無理せず続けるための7つの習慣

ここからは、私が実際に取り入れてよかった「続けるコツ」を紹介します。
がんばりすぎないためのアイデアばかりなので、気楽に読んでもらえるとうれしいです。
習慣① 「ときどき」でOKと割り切る
50代になると、体力にも気持ちにも波があります。私はむしろ“低空飛行の日”のほうが多いくらい…。
本当は毎日きちんとした食事を摂るのが理想ではあるけれど、できないと自己嫌悪に陥ってしまう私。ただでさえブルーな気分になりがちなのに、追い打ちをかけるのは良くない(笑)
だからこそ、「ときどき酵素玄米」で十分。
週1回でも、思い出したときだけでもOK。はじめからハードルを下げています。
それでも体がラクに感じる日が、少しずつ増えていく気がしています。
習慣② レトルト品をうまく使う
疲れている日に、いちから準備してご飯を炊くなんて無理。そんな日は、遠慮なくレトルト品に頼ります。
レトルトって本当に便利。疲労困憊してしまったとき、時間のないときの救世主となってます。
私はつい最近まで「手作りが正義」だと思ってたのですが、最近のレトルト食品って普通に美味しいし、クオリティも高い。子育て中はなるべく使わないようにしていたけれど、いまは良き相棒です。
「ちゃんとしなきゃ…」を手放すと、気持ちがかなり軽くなります。
家族だって、イライラ顔で夕飯を作られるより、ニコニコしている方が絶対嬉しいはず…と勝手に思っています(笑)
習慣③ 炊飯器は1台でOKと思っておく
酵素玄米を始めるとなると、「専用炊飯器が必要なの?」と思いがちですが、炊飯器は1台で大丈夫。
50代になると、家の中の物は少ないほうがラクだと強く感じます。
私は白米と酵素玄米の両方を食べたいので、白米は土鍋で炊いています。酵素玄米ごはん&白米のハイブリッドなので、「まとめ炊き」+「冷凍保存」で特に困ったことはありません。
習慣④ 炊く日と食べる日を決めておく
献立って、考えるだけですごく疲れませんか?
更年期に入ってから、私は献立を考えるのが本当に苦手になりました…。
なので、「もう最初から決めておく」という方法がいちばんラク。
我が家はなんとなく金曜日に炊く → 週末に保温 → 月曜から食べるというリズムに落ち着きました。
それぞれの家庭で“なんとなくの流れ”があるだけで、ずいぶん続けやすくなりますよ。
習慣⑤ おにぎりなど “小分け” を習慣化
酵素玄米ごはんを手軽にたべるために、おにぎりにしておくのも便利です。ふだんのランチ時「おにぎり+残り物のおかず」でカンタンに済ませられます。
「食べやすくしておく」って続けるうえですごく大事だと思います。たいそうなことは日々できませんので…。
習慣⑥ 体調の変化をメモしてみる
50代は、自分の体調の波が読みにくい年代。
だからこそ、小さな変化をメモしておくと、酵素玄米の良さが実感しやすくなります。
- 今日は胃が軽い
- お通じが安定してる
- むくみが前より気にならない
そんな一言メモで十分。私はスマホにポチポチ記録しています。これが日記がわりになって、けっこう楽しいです。
習慣⑦ しばらく食べなくても気にしない
外食が続いたり、小豆を買い忘れたり(←よくあります)、数日食べられない期間があっても全然OK。
それでやめる必要はありません。
また食べたくなったときに戻ってくれば十分。ゆるく続く習慣って、そういうものだと思います。
まとめ
酵素玄米ごはんは、頑張る人より『頑張れない人』のほうが続く気がします。少なくとも私はそうです。
50代は、心も体も変化の大きい世代。少しでも自分をラクにできる習慣があると心強いですよね。
ゆるくていい。
できる日だけでいい。
あなたのペースで、酵素玄米生活を楽しんでみてくださいね。




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